日経平均反落、一時300円安 円高受け輸出株に売り – 日本経済新聞

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日経平均反落、一時300円安 円高受け輸出株に売り – 日本経済新聞

10日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落した。前日比285円13銭(1.40%)安い2万0141円93銭で終えた。米連邦準備理事会(FRB)高官から利上げ見送りを支持する発言が出たことなどを受け、日米金利差の拡大観測が後退した。外国為替市場で円高・ドル安が進行し、採算悪化懸念から機械や電気機器といった輸出関連株を中心に売りが膨らんだ。

同日の東京外国為替市場では、円相場が一時1ドル=107円台後半まで上昇した。取引開始時点に比べ円高が進んだことで日本株への売りも勢いを強め、日経平均の下落幅は300円を超える場面があった。日経平均は前日まで3日続伸し、2018年12月25日に付けた昨年来安値からみると9日までに1200円強上昇していたため、円高を受けて利益確定売りが出やすくなっているとの声が多く聞かれた。

中国商務省は10日午前、7~9日に開催していた米中間の次官級貿易協議について「相互理解を深め、問題解決のための基礎を築いた」との声明を発表した。協議の進展に対する期待感が足元の相場反発の支えとなっていたため、イベント通過を意識した短期筋が株価指数先物の売りに動いているとの見方もあった。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反落した。

前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆535億円、売買高は6億4049万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1658。値上がり銘柄数は413、変わらずは55銘柄だった。

ファストリソフトバンクG(SBG)、ファナックといった値がさ株への売りが指数を押し下げた。中国需要の鈍化に対する警戒感から花王資生堂が売られたほか、中国関連銘柄とされる日立建機安川電の下落も目立った。一方、前日の米半導体株高の流れを受け、東エレクアドテストスクリンが高い。JR東日本など一部の内需株のほか、武田やスズキも堅調だ。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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