リンゴ病、首都圏で流行本格化 東京で警報レベル、埼玉は一部で「大きく増加」

0
9
リンゴ病、首都圏で流行本格化 東京で警報レベル、埼玉は一部で「大きく増加」
リンゴ病、首都圏で流行本格化

伝染性紅斑(リンゴ病)の流行に関する東京都の発表資料

 頬が赤くなることからリンゴ病とも呼ばれる「伝染性紅斑」の流行が首都圏で本格化している。東京都は12日から18日までの1週間の患者報告数が「都の警報基準」を超えたと発表。埼玉県も「朝霞保健所管内で大きく増加し、坂戸、熊谷保健所管内からの報告が多い」としている。【新井哉】

 東京都によると、都内264カ所の小児科定点医療機関から報告された患者報告数は、定点医療機関当たり1.48人。都内31保健所のうち7保健所の管内で警報基準値(2.0人)を上回った。

 都は、警報基準値を上回っていたり、前週以前に警報基準値を上回った後、1.0人を下回らない状態が続いたりしている保健所管内の人口の合計が都全体の人口の30%を超えた場合は、「都全体の警報」に当たるとしており、この週は31.1%でこれに該当した。 埼玉県の定点医療機関当たりの患者報告数は前週比約16%増の1.18人で、2015年の前回の流行以降で最も多かった。同県の感染症発生動向調査(医療機関還元情報)によると、朝霞保健所管内で前週比約1.5倍の4.07人となったほか、坂戸(2.17人)と熊谷(2.11人)の両保健所管内でも警報基準値を上回った。 神奈川県では県全体の患者報告数が2週連続で増えており、厚木保健福祉事務所管内(4.09人)で警報基準値を超過。千葉県でも8月ごろから増加傾向となっており、船橋市保健所管内(1.82人)などで患者の報告が目立っている。 伝染性紅斑の原因はヒトパルボウイルスB19感染で、感染した人の唾液、たん、鼻の粘液などに触れ、それが自分の口や鼻の粘膜に付いたり、咳の飛沫を吸い込んだりして感染する。10-20日ほどの潜伏期間の後に頬に赤い発疹が現れ、手や足にも網目状の発疹が現れる。小児が感染してもほとんどが重症化せずに軽快する。成人では、頬の赤い発疹などの特徴的な症状が出ることは少ないが、強い関節痛のために歩けなくなることもある。妊婦が感染すると、本人には全く症状がなくても胎盤を介して胎児に感染し、流産や死産となる可能性がある。

カテゴリー別ニュース


経営
… このアイコンが付いているのはCBnewsマネジメントの有料記事です。

LEAVE A REPLY

Please enter your comment!
Please enter your name here